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Perio
著者:松田 一弘
歯周病は、歯ぐきや歯を支える骨が炎症を起こし、進行すると歯を失う原因となる病気です。初期の段階では自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行してしまうことが多く、早期発見・早期治療が重要です。当院では、歯周病の予防から治療まで、患者さまの状態に合わせた最適なケアを提供しています。
歯周病は、主にプラーク(歯垢)に含まれる細菌によって引き起こされます。歯と歯ぐきの間に細菌が繁殖し、歯ぐきが炎症を起こすことで歯周ポケットが形成されます。さらに進行すると、歯を支える骨が溶け、最終的には歯が抜け落ちる危険性があります。
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歯ぐきが赤く腫れ、出血しやすくなる。
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歯周ポケットが深くなり、歯ぐきの腫れが続く。
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歯を支える骨が溶け始め、歯がグラつくことがある。
/04
歯を支える骨が大幅に失われ、最終的に歯が抜ける可能性が高い。
このような症状がある場合は、早めに歯科医院を受診することをおすすめします。
当院では、歯周病の進行度に応じた治療を行い、健康な歯ぐきを取り戻すためのサポートをいたします。
歯石が歯ぐきの炎症を引き起こすため、専用の器具を使用して歯石を除去します。定期的なクリーニングが予防の鍵となります。
歯周ポケット内の歯石や細菌を取り除き、歯の表面を滑らかにすることで、細菌の再付着を防ぎます。
進行した歯周病の場合、歯ぐきを切開して歯石を除去し、骨の再生を促す治療を行うこともあります。
歯を支える骨が失われている場合、骨の再生を促す薬剤や人工骨を使用して治療を行います。
治療後も歯周病の再発を防ぐため、定期的な検診とクリーニングが必要です。正しいブラッシング方法の指導も行います。
歯周病は、日頃のケアによって予防が可能です。
歯周ポケットに入り込んだ汚れを除去するために、歯科衛生士が適切なブラッシング方法を指導します。
歯と歯の間の汚れをしっかり取り除くことが大切です。
3~6ヶ月ごとの歯科受診を習慣化し、歯石の除去や口腔内チェックを行いましょう。
喫煙は歯周病のリスクを高めるため、禁煙をおすすめします。また、バランスの取れた食生活も歯ぐきの健康維持に役立ちます。
歯周病は自覚症状が少なく、気づかないうちに進行する病気です。早めの検診と治療が、歯を長く健康に保つためのカギとなります。当院では、患者さま一人ひとりに合った治療プランを提案し、健康な口腔環境を維持するお手伝いをいたします。歯ぐきの腫れや出血、口臭が気になる方は、お気軽にご相談ください。